小川谷廊下
トータル:5時間30分(沢・4時間、下山林道1時間30分)
神奈川屈指の沢、小川谷廊下
ユーシン渓谷に向かう途中から西丹沢県民の森方面へ
道路を詰めていくと入渓地点となるケルンがあり、その先に10台程の車が停めれる
入部したての頃に先輩方とBBQをした場所は草刈りがされていない様子であった
9:00
ケルンから堰堤を4つほど下り入渓地点の分岐に到着した
F1、大きな岩が目印となる
左岸側から登る
昔は倒木が有り登りやすかったらしいが、倒木はなくなり多少てこずる
F1を登り、ぐいぐいと遡上していく
今回は特に下調べをしていなかったので滝に着くたびにラインを考えて登る
小川谷は水も澄んでいて静かで距離もあるので沢のだいご味が良くわかる
休憩地点やビバーク地点も複数あるのがよい
ルートも多彩であり、いろいろは楽しみがある
シャワークライミングをしたくなる滝が複数あるが滝壺が深く、泳ぐのが嫌いな私は消極的
綺麗なんだけどちょとね・・・
丹沢と言えば蛭が思いつく
比較的被害が少ない西丹沢だけど、残念なことにこの日もヒルと遭遇する
もはや丹沢と蛭は切っても切れない関係のようだ
蛭も自然の一部であり、今ではこの沢の構成の一部
生息場所が限られ、個体数が増えた鹿により蛭は増え続けている
アウトドアの相手は自然である
沢もいつも同じとは限らず、年数がたてば姿は変わる
時により谷が水で削られるのと同様、蛭が増えるのも人が作った時代という時の結果であろう
解決策や元に戻す方法は考えつかないが、この景色がいつまでも続いて欲しいものだ
ルートは特に難しいところはないが、「ビレイができない」「ルートファインディングができない」ような
初心者だけではいかないほうがよい
沢のクライマックスは壊れた堰堤
見るからに壊れているので間違えることはないだろう
堰堤を超えて沢をつめて右岸に上がる
真新しい赤ふがありルートはわかりやすい
静かな林道歩きの後、使用されなくなった道路にでる
中級の沢
長さ、バリエーション、景観共に楽しめるお勧めの沢である