人気ブログランキング |

山と元太

yamatogen.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:山( 95 )

今年のご来光は美ヶ原から

八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 美ヶ原冬登山_e0231387_19442977.jpg
八ヶ岳や富士山が望めます

年末年始はFlanに宿泊のお客様と過ごしました

この冬に北アルプス単独登山を行うお客様、読図・ビバーク・ワカン歩行の訓練を行いました

Flanで読図の図上講習を行い、守屋山で実技講習を行いました

場所を変えてビバーク訓練

寒さを体験するため美ヶ原へ

遮るものが何もない美ヶ原は寒さも抜群です

朝一で王ケ頭に向けて行動開始

ワカン歩行訓練です

八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 美ヶ原冬登山_e0231387_19442936.jpg
月光とヘッドライトの明かりを頼りに地形を読み無駄のない歩行を行います

登山中はどうしても下を見がちですが、遠くを見てルートを選定し無駄なラッセルをしないことが重要です

2時間ほど歩いて王ケ頭ホテルに到着

八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 美ヶ原冬登山_e0231387_19442961.jpg
360℃のパノラマ 八ヶ岳・富士山・南アルプス・浅間山が見えます

王ケ頭はホテルの裏
八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 美ヶ原冬登山_e0231387_19442800.jpg
後ろに北アルプス槍ヶ岳・表銀座

王ケ頭から20分ほど歩くと王ケ鼻につきます

八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 美ヶ原冬登山_e0231387_19442926.jpg
日本百名山の約1/3が見渡せます

八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 美ヶ原冬登山_e0231387_19442937.jpg
北アルプスと雲海

美ヶ原は初心者の冬期登山とスノーシューハイクにもってこいです

八ヶ岳リトリートハウスFlanから約1時間

この冬は家族でスノーシュー&絶景を見る特別な時間を過ごしませんか?


by yama-genta | 2020-01-06 20:02 | | Comments(0)
八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 木曽駒ケ岳雪上訓練_e0231387_13485976.jpg
早いもので今年も終わり

昨年は多くのお客さに八ヶ岳リトリートハウスFlanにお越しいただきました

素敵な出会いと素晴らしい思い出をいただきました

今年最後のお客様は本日の年越しです

どんな年越しになるのでしょうか?

先日、29日に木曽駒ケ岳へ雪上訓練にいってきました

参加してくださったのは、お母さんと小学6年生の息子さん

Flanに一泊してのプランでした

お二人とも雪山は初です

雪山に入る前には必ず道具の使い方や点検もかねて雪上訓練をおこないます

道具は足りないものをFlanでレンタルし、朝ごはんのお弁当を持って木曽駒ケ岳へ

菅の台バスセンターから専用バスに乗り、駒ケ岳ロープウェイで千畳敷にあがります

バスの始発は8:15ですが、さすが年末、7:45分頃に着くと長蛇の列でした

しかし、バスは増便が出ていました

私たちは5台目の9:00発に乗れました

9:00発とその次位に乗れないと、木曽駒ケ岳の日帰りは少し難しくなります

9:35にロープウェイ駅に到着し、10:05のロープウェイで千畳敷駅へ

10:30から登山が開始できました

待ち時間や登山前にウェアや装備(アイゼン・ピッケル)の基礎知識を学び

実際の登山でアイゼン歩行を学びます

冬山で大事なのはアイゼンの使い方

これは歩いて経験を積んで覚えるが一番です

木曽駒ケ岳は急斜面から緩斜面、積雪箇所、アイスバーンなど1日で様々な雪のトレースを歩けます

調子が良ければ山頂へも行けます

千畳敷の急斜面を1時間ほどで登り、そこから約1時間で山頂にいけます

八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 木曽駒ケ岳雪上訓練_e0231387_13490046.jpg
母と息子の頂き

天気がよければ360℃の景色が望めます

帰りは来た道を戻るだけ

帰りがけに千畳敷で滑落停止訓練を行いました

トータルで4時間ほどの登山になります

八ヶ岳リトリートハウスFlanのキセキ 木曽駒ケ岳雪上訓練_e0231387_13485950.jpg
後ろに見えるのが木曽駒ケ岳山頂

条件が良ければ雪上訓練を兼ねて山頂に登れます

来年はお子さんや御友人と一緒にいかがですか?

帰りのゴンドラは毎時55分発なのですが、増便があり待たずに済みました

こうして母と子の初めての雪山登山旅行は素敵な時間を過ごすことができました

お二人ともルナソルと遊べてご満悦でした(^^)

八ヶ岳リトリートハウスFlanでは、お客様のご要望を全力でサポートさせていただきます

来年は自分たちの特別な旅行をしに原村・八ヶ岳リトリートハウスFlanにおこしください(^^)






by yama-genta | 2019-12-31 14:10 | | Comments(0)

スノーシューツアー

スノーシューツアー_e0231387_13043268.jpg
2019.3 入笠山スノーシュートレッキング

本格的に冬到来です

秋から冬に移り変わる中で、多くのお客様にFlanにお越しいただきました

少し忙しく、ブログを書けませんでしたが久しぶりに

青い空、白い雪原、冬だからこそ楽しめることがあります

それがスノーシューです

特に装備もいらず、夏山の経験があれば簡単に行けます

もちろん、山の経験が無くても大丈夫!

プロが一緒に行くので安心です

そんな、雪山&スノーシューツアーのお知らせをホームページに掲載しました

スノーシューを楽しんだ後はFlanで特別な時間を過ごしませんか?

興味がある方は下記ホームページをご覧ください



先日は、横浜消防の同僚でザイルパートナーと救助結索訓練

クライミングロープを使った結索(クライミングロープだけでどうするか)を確認しました。

お互いが同じスキルを持つことで、安全管理も高まりリスクも減らせます。

何事も予防が大事、訓練あってこそですね。

ロープのみで行える結索は災害時にも有効になります(^^)

スノーシューツアー_e0231387_13043348.jpg
身体結索での吊り上げ・吊り下げ


スノーシューツアー_e0231387_13043267.jpg
ロープで作成するロープ担架

スノーシューツアー_e0231387_13043423.jpgツェルトによるパッケージ

このような指導もFlanで行っていますので興味のある方は是非お越しください

スノーシューツアー_e0231387_13043448.jpg

雪の森の散策、野生動物にも会えたりします。

ここにしかない景観や環境、皆様のお越しを原村でお待ちしております。

by yama-genta | 2019-12-03 13:16 | | Comments(0)
10月12日

台風に対し万全の態勢で臨みましたが、倒木も停電もなく予想以上に被害のない原村でした

被害にあわれた地域の方々の日常が少しでも早く戻ることをお祈りします

八ヶ岳では徐々に被害の報告が聞こえています

八ヶ岳にお越しになる時はしっかりと情報収集をしてお越しください

台風の中、我が家ではガイド検定を受けている方とロープワーク訓練を行っていました

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10134394.jpg
ロープワークの基本、ロープの束ね方

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10134444.jpg
折り返して束ねる方法

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10134424.jpg
基本結索訓練

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10134572.jpg
八ヶ岳リトリートハウスFlan訓練室

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10134619.jpg
ムンターーヒッチによる懸垂下降

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10140872.jpg
ムンターヒッチによる吊り上げ吊り下げ


13日は台風一過の中、近所の山で実技訓練

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10140776.jpg
ムンターヒッチによる吊り上げ吊り下げ

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10140994.jpg
誘導ロープ設定

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10141842.jpg
ムンターヒッチでの懸垂下降

登山に必要なロープワーク訓練_e0231387_10141743.jpg
樹間でのツェルト設営


登山の技術は災害時にも転用できるものが多々あります

日本の災害は、以前の基準で考え作られた防災基準では防げないレベルに来ています

上げていきましょう、1人1人の防災意識を

by yama-genta | 2019-10-18 10:20 | | Comments(0)

JKと編笠山登山

10月9日、晴天無風の最高の登山日和の中、〇棚女子の女子高生たちと編笠山に行ってきました

昨年に続き2回目のガイドでしたが360℃のパノラマに恵まれました

JKと編笠山登山_e0231387_18205630.jpg







登山前には女子高生たちに簡単に酸欠と高山病の対策として深呼吸の話をさせていただきました

思春期の女子には、貧血や生理など特有の問題が有りそれが高所では悪さをする場合もあります

そんな時こそ深呼吸が大事なんです

でも「深呼吸しなさい」というだけではだめで、なぜ必要なのかを伝えることで理解に結び付けば効果がでます

そこは流石の〇棚女子、しっかり理解してみんな笑顔で山頂にたてました

JKと編笠山登山_e0231387_18205688.jpg
途中、富士山が見え雲の上にいることに気づき感動をする、そんな素直な反応が高校生ですね (^^)

JKと編笠山登山_e0231387_18205669.jpg山頂につくとみんな元気、「来てよかった!」「最高!」「気持ちいい!」とか聞くと嬉しくなりますね :)

JKと編笠山登山_e0231387_18205639.jpg
編笠山からの八ヶ岳連峰、赤岳が見えるのが特徴です

いっぱいエネルギーを使い、山の中で食べるご飯は最高です

皆元気に山小屋の売食を笑顔で食べているのを見てこれもまた嬉しい限り (^^)

JKと編笠山登山_e0231387_18205679.jpgやっぱり女子高生、ピースが好きです ✌

終始しりとりをしながら楽しく約6時間の登山を楽しめました

下山後に登りの時に辛い辛いと言っていた子が笑顔で「いい思い出だったかも」と

辛さの先に喜びがあったりもしますよね

八ヶ岳には女子高生が楽しめる山があります

来年も一緒に行ければいいし、若い世代に登山の辛さや楽しみを教えられるガイドになっていきたいですね (^^)

by yama-genta | 2019-10-11 18:38 | | Comments(0)
昨日は9月9日救急の日

関東では大忙しな消防本部もあったようです

9月8日に、東京でトレイルランナー向けに救急法の講習会を行いました

登山や災害時に役立つ救急法_e0231387_17592361.jpg
野外災害救急法

登山や災害時に役立つ救急法_e0231387_17592395.jpg
脊椎損傷の傷病者への体位変換

登山や災害時に役立つ救急法_e0231387_17592401.jpg
道具を使わないレスキューキャリー

登山や災害時に役立つ救急法_e0231387_17592157.jpg
三角巾法

この他に、緯度や経度を使用した山での119通報要領

実際に無線機を使用しての傷病者対応訓練を行いました

山などの野外や災害時には都市の救急法の考え方では人命救助はできません

救命の連鎖

「予防」「119通報」「一次救命処置」「二次救命処置」

この四つが的確に連鎖するのが救命の連鎖です

都市では、普段はこの連鎖が途切れることはそうそうありません

しかし、山や災害時では「119通報」ができない

「一次救命処置」、救急隊が来ない

こんなことが起きるのです

しかも「二次救命処置」の病院も被災します

そんな時こそ山や災害時に適した野外災害救急法が必要になります

トレイルランで考えてみると

もし

トレイルランでのケガや内科的疾患のリスクを知り傷病者にならないように「予防」ができたら?


現場にトレイルランナーがいて、いち早く的確な情報を電波の繋がる場所や山小屋から「119通報」できたら?


トレイルランナーがいち早く現場に行って的確な「一次救命処置」ができたら?


野外災害救急法の知識を持って的確な「一次救命処置」から「二次救命処置」に繋げたら?


ひょっとしたら「救命の連鎖」がつながる現場が出てくるかもしれません


そのためには学びが必要です


一緒に学びませんか? (^^)

次回は10月5日(土) イベントサイト「モシコム」で「野外救急法」で検索してください



by yama-genta | 2019-09-10 18:12 | | Comments(0)
昨日は9月9日救急の日

関東では大忙しな消防本部もあったようです

9月8日に、東京でトレイルランナー向けに救急法の講習会を行いました

登山や災害時に役立つ救急法_e0231387_17592361.jpg
野外災害救急法

登山や災害時に役立つ救急法_e0231387_17592395.jpg
脊椎損傷の傷病者への体位変換

登山や災害時に役立つ救急法_e0231387_17592401.jpg
道具を使わないレスキューキャリー

登山や災害時に役立つ救急法_e0231387_17592157.jpg
三角巾法

この他に、緯度や経度を使用した山での119通報要領

実際に無線機を使用しての傷病者対応訓練を行いました

山などの野外や災害時には都市の救急法の考え方では人命救助はできません

救命の連鎖

「予防」「119通報」「一次救命処置」「二次救命処置」

この四つが的確に連鎖するのが救命の連鎖です

都市では、普段はこの連鎖が途切れることはそうそうありません

しかし、山や災害時では「119通報」ができない

「一次救命処置」、救急隊が来ない

こんなことが起きるのです

しかも「二次救命処置」の病院も被災します

そんな時こそ山や災害時に適した野外災害救急法が必要になります

トレイルランで考えてみると

もし

トレイルランでのケガや内科的疾患のリスクを知り傷病者にならないように「予防」ができたら?


現場にトレイルランナーがいて、いち早く的確な情報を電波の繋がる場所や山小屋から「119通報」できたら?


トレイルランナーがいち早く現場に行って的確な「一次救命処置」ができたら?


野外災害救急法の知識を持って的確な「一次救命処置」から「二次救命処置」に繋げたら?


ひょっとしたら「救命の連鎖」がつながる現場が出てくるかもしれません


そのためには学びが必要です


一緒に学びませんか? (^^)

次回は10月5日(土) イベントサイト「モシコム」で「野外救急法」で検索してください



by yama-genta | 2019-09-10 18:12 | | Comments(0)
【トレイルランナーのための野外救急法】

今年からトレイルランニングの救護リーダーをやらせていただいています。

トレイルランニングは、山を走れるとても爽快なスポーツですが、一歩間違えれば大けがにつながるスポーツでもあります。

山の中でケガをすれば助けが来るまでに数時間かかります。

そんな時にどうすばいいのか?どうやって助けを待てばいいのか?

山での救命率を上げは、山に入る全ての方が山での救急法を身につけ、救助を待つまでにできることを実施し、救助隊に的確に引き継ぐことが必要です。

そのような学びを得られる講習会を実施します。

これからトレイルランニングを始める方、経験者の方、救護について知りたい方が対象です。

下記のファントレイルズ、イベント情報のホームページに詳細が載っていますので興味のある方は是非!

救える命を救うために一緒に学びましょう!

皆様の参加をお待ちしています。

【トレイルランナーのための野外救急法】

http://fun-trails.com/event/%e3%80%909%e6%9c%888%e6%97%a5%e6%97%a5%e3%83%88%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e9%87%8e%e5%a4%96%e6%95%91%e6%80%a5%e6%b3%95
by yama-genta | 2019-08-19 11:30 | | Comments(0)

秋の八ヶ岳主稜線縦走

秋の八ヶ岳主稜線縦走_e0231387_15431458.jpg
【イベント情報】

秋の登山ガイドイベント情報です

八ヶ岳リトリートハウスFlan宿泊と八ヶ岳主稜線縦走をセットにしたイベントの情報です

興味がありましたら是非お越しください!

詳細は下記から↓
  

秋の八ヶ岳主稜線縦走_e0231387_15431471.jpg

by yama-genta | 2019-08-02 15:47 | | Comments(0)

Denali(デナリ) 遠征記

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21043496.jpg
ワンダーレイクからデナリ

遠征期間:5月27日~6月21日(26日間)
メンバー:4名(5名)
     ※ 遠征には行けなかったが、終始我々をサポートしてくれたチームドクター含む5名

遠征隊長として1年計画で実施
登山日数は、移動5日(行き2日、帰り3日)・登山21日(下山含む)
メンバーは、呼びかけで集まった有志

事前準備としては、航空機の予約(デルタは3万で便変更ができるのと、乗り継ぎが良いのでデルタを使用)・デナリ登山への申請(リーダーが先ず申請し、通ればメンバーも申請を行う。全員の支払いが完了すると許可書が発行される)・レンジャーステーションでのミーティングの予約・氷河までのエアタクシーの予約・現地での宿の予約・レンタカー及び衛星電話・登山保険加入などが必要となる。
その他、食料・装備・行動計画なども必要となる。

27日
成田に集合し、食料等の共有装備をパッキングする。デルタは、一人2個(1個が23kg以内)を無料で預けられる。
超過した分は、有料で預けることができる(重さにより料金は変わる)ので超過でダッフルを一つを預けた。
アラスカは1日戻るので、27日の昼過ぎにアンカレッジに到着した。
タクシーを拾ってレンタカー会社に行き、その後、アンカレッジの登山ショップREIでガス缶を購入し、スーパーマーケットフレッドメイヤーで晩御飯や行動食と28日の朝食を購入しタルキートナへ
我々の宿は、メンバーの中にタルキートナのガイドと知り合いがいたことにより、そのガイド宅へ居候となった。
宿で登山の準備をし就寝となった。

28日
8:30にタルキートナレンジャーステーションでミーティング
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21023397.jpg
ここで、登山についての説明を受ける。危険個所、装備、天気、排泄物の処理などについて。特に排泄物(便)の処理は重要
ミーティングが終了したらエアタクシーへいき、いつでもフライトできるようにするとよい。

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21023815.jpg
タルキートナエアタクシー(TAT)、親切でリーズナブル。赤い飛行機がLPまで行くエアタクシー、ソリ・竹棒・無線・ガソリンはTATでレンタル及び購入可
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21024573.jpg
荷物は後部に詰める

エアタクシーの準備時間中にタルキートナの本屋に行き地形図を購入。しかし、分度器が無く磁北線がひけなかった。分度器の持参を勧めます。
天気も悪くなく、予定通りに28日11:30のフライトでLPに向かうことができた。
約30分のフライトでLPに到着
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21025384.jpg
ソリへ荷物を載せる
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21025415.jpg
LPのデポエリア(キャッシュ) 下山後はここでセスナが飛ぶのを待つ

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21025378.jpg
12:30に標高2200mのLP到着し、ソリに荷物を載せザイルで繋ぎ14:30に登山開始

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21025589.jpg
最初は下りとなる。ソリノ跡がどこまでも続いている。

初日にLPに泊まるのもありだが、セスナの音がうるさいのもあるので少し離れると良い。我々は3時間歩き、17:40に登り返した2200m付近でキャンプとした

29日
9:06~10:34 2200キャンプ地からキャンプ1、11:15~15:15 キャンプ1からキャンプ2
Denaliでは、毎日夜の八時に今日・明日の天気予報がLPのレンジャーステーションから流れる。
それを聞き行動計画の修正を行っていく。
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21030508.jpg
キャンプ1からキャンプ2は約500mの登り、最初の長い上り坂が核心

そりを引く支点はハーネスで取ると腰への負担が大きいので、ザックに取ると腰と肩で引けるのでお勧め。
キャンプ2でキャンプとした。海外隊を見ていると、キャンプ2を通過しキャンプ3(3400m)まで行く隊が多く見受けられた。
デナリ登山は、数カ所のキャンプ適地やキャッシュスポットを天気や体調などでうまく使いながら登ることが一つの鍵となる。
計画はあくまで計画とし、現地での臨機応変な対応が登頂への確立を上げる

30日
9:09~12:00 キャンプ2(2960)からキャンプ3(3400)へ
緩やかに高度を上げていき、キャンプ3目の前が上り坂となる
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21030694.jpg
キャンプ3へキャッシュをして戻ってきた隊とすれ違う

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_22253132.jpg
キャンプ3 中央の急登がモーターサイクルヒル

キャンプ3、通称デポキャンプと呼ばれており、下山時の食料・ゴミ・スノーシューなどをデポしていく

31日
9:55~20:20 キャンプ3(3400)からキャンプ4(4300)へ
キャンプ3からキャンプ4は、荷揚げを行うのが通常のやり方だが、ウィンディーコーナーが荒れると2~3日のスタックとなる。
我々は体力と高度順応、今後の天候の面からゆっくりとワンプッシュで上がる方法を選択した。
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_22344811.jpg
キャンプ4は通称メディカルキャンプと呼ばれ、レンジャーが常駐し救助や救護をおこなう

アラスカでは、WFA(ウィルダネスファーストエイド)が当たり前のように広がっていてレンジャー達の中にも資格取得者がいます。
そこで、お願いしてメディカルテントの中を見せてもらいました。凍傷・高山病・低体温・外傷に対応できるようにヒーター・固定具・救助器具と多くの資機材が用意されており、救急車や小さな診療所並みでした。
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21031827.jpg
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21031935.jpg
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21032076.jpg
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21033165.jpg
キャンプ4がデナリアタックのベースとなり、ここで2~3日の天気を確認しハイキャンプ入りやアタック日の決定を行います。

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21031858.jpg
メディカルテント前に出される天気予報板
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21035367.jpg
便を捨てれるクレパス、便は捨てないで持って下山すればオリジナルステッカーをもらえます

6月1日
休息
一日体を休める日となりました。寝たり・食べたりとのんびり過ごして4300mに順応します。私のSPO2は93と日頃の高所生活が良い結果となりました。

2日
10:20~19:00 2~3日天気が良いとの予報から、キャンプ4からハイキャンプへ移動
体力、高所順応の面からワンプッシュ方式を選択
核心はウエストバットレス、フィックスロープが張られておりユマールで通過できるので負担は少ない
5000の岩稜に出ると風が強くなり寒さが増した。
ゆっくりハイキャンプに到着。多くの部隊がキャンプをしていたが適当なキャンプスペースがなく風をよけるための雪壁作成をおこなった
テントを立てはじめるとポールを忘れてきたことに気付く
取りに行くにも時間も時間、イグルーを作るにも時間がかかる。
たまたまメンバーが持っていたストックを1本と張綱を使いテントを立てた
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21033053.jpg
空間は狭いが寝ることは問題がなかった。雪壁を作り、快適を追求した寝具だったので耐えることができた。

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21033252.jpg
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21033376.jpg

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21034074.jpg
3日
停滞
天気は快晴だが風速は30~40mほど。デナリの風速はMPH(マイル/時間)で表記されていた。
雪壁の作成等を行う

4日
停滞
3日同様、風が強くアタック不能
一旦降りるかどうかを話し合い、情報収集すると明日アタック日との情報があり、知り合った日本人のソロクライマーの方から食料と燃料(ソロクライマーの方が他の隊からもらった食料とガス缶(本人はガスヘッド持参無し))を分けてもらい翌日のアタックにかけることにした

5日
アタック
9:20~21:30
予定通りにアタック開始、デナリパスの通過中にメンバーの1名が遅れ始める。登り始めて2時間ほど経過すると北西から黒雲が流れて来て雪となる。
遠くで雷も聞こえ、各隊引き上げを始める。我々は5600mのコルまでいきどうするか考えることにした。それと同時に送れはじめていた1名が離脱し3名でのアタックとなった。
コルに到着すると前方のアメリカ隊も撤退を開始。アメリカ隊の撤退を待っていると雲が切れ始める。この日の予報は曇り、黒雲は遠くで雷が聞こえたが、稲光は無く継続する雷鳴もないことから2時間程度で通り過ぎると予想し10分程休憩しながら待っていると晴れ間が見え始めたので登山継続とした。
5700m付近に着くと快晴となり、雲もなくなり風向きも変わり登頂できると確信した。
しかし、ルートは雪で消え終始ノートレースでの行軍となった。
5900m、若干頭痛の高度障害が出始める。後方から10名程の隊が来ているのが遠くに確認ができた。
6000mフットボールフィールドでこの日の1番・2番の登頂者とすれ違った。共にソロだがザイルで結び協力して登ったとの事だった。
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21034147.jpg
フットボールフィールドからデナリ山頂稜線と最後の雪壁

ゆっくりと高度を上げていく、急登の雪壁を超えると最後のリッジ上の稜線
稜線を歩き始めたところで雲がかかり北側から冷たい風と雪が吹き始めた。標高は6100mとなり足も重くなる。
広大なフットボールフィールドのトレースが消えないかと心配しながら山頂へ向かった。
一歩一歩と足を進める、とても長く感じたその時、T時の人工物が見えた。ベンチマークだ。
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21034148.jpg
山頂のベンチマーク

6月5日 18:08 デナリ登頂
チームSMTHの3名がこの日3隊目の登頂となった
3人で抱き合い喜びを分かち合った。
リーダーとして難しい決断を迫られる事もあったが感無量だった。
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21034219.jpg
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21034357.jpg
山頂の風は強く、長居はできなかった。
登山は生きて帰ってこそ成功だと思う。登りの最中も下山のトレースの事を考えて登っていた。
ルートが消える前にフットボールフィールドを抜けたかったので写真を撮って撤退となった。
稜線を戻っていくとフットボールフィールドの奥に遠征隊が見えホッとした。
無事にフットボールフィールドを抜け、5600のコルまで戻ってきた。
下りの核心はデナリパスのトラバース
雪と風でトレースが埋まり何度か滑り落ちては後ろの仲間に止めてもらいながら下山した
こうして長いアタック日が終わった

ハイキャンプに戻ると仲良くなったアメリカ隊(アラスカガイド)のガイドが待っていてくれた
途中で離脱した仲間が凍傷になりケアをしてくれていた
アラスカガイドとレンジャーと話し合い、その日のうちにメディカルキャンプに降ろすこととした
休憩し、撤収を始めたが歩きはじめると登りや負荷のかかる動作で息切れを感じた
凍傷を負ったメンバーも同様の症状だった
高所での負荷のかかるアタック行動で軽度な肺水腫を起こしていると判断した
9時間かけてメディカルキャンプに戻り、事前に処方してもらっていた薬を使用し休息を取った

6日
休息
日をまたいだ行動と疲れのため休息とした。メンバーの凍傷はレンジャーに見てもらったところ大きな問題はなさそうとの事だったので自力下山となった。
夕方過ぎには肺水腫も良くなり動けるようになっていた。

7日
メディカルキャンプからLP
約一日かけてLPまで移動
早めの日程で修了したので食料があまり下山のソリが重く苦労した
キャンプ1で大蔵さん(植村直己さんの死後、デナリに気象観測装置を設置し13年間登っている方)のチームと会え写真を撮れた
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21035434.jpg
8日
LP~TAT
LPで一夜を過ごし、朝八時に戻っていることをレンジャーに伝え搭乗待ちとなる
帰りのセスナの搭乗は早いもの順になり、我々は4台目と5台目で帰ることができた。
こうして12日間の長い遠征が終わった。
長いといっても標準16日の遠征から考えれば早く終了することができた。
何はともあれ天気とタイミングが上手く重なり登頂することができた。
クライマーとして大きな経験、成長ができた遠征だった。
願わくば全員で登頂したかったが、この厳しさも登山
今は多くの人の協力の元登れたことに感謝をしたい。

下山後
日程が10日余ったのでアラスカをキャンプで旅してきました。
アラスカで最も高いキャンプ場(5300m)と最も低いキャンプ場(0m)でキャンプをしてきました。
写真で紹介します。

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21035528.jpg
タルキートナでステーキ

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21040738.jpg
アラスカ鉄道
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21040892.jpg
ムース

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21042367.jpg
ワンダーレイクへバスで移動

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21040730.jpg
ワンダーレイクへ向かう途中の風景
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21042152.jpg
ワンダーレイクから白夜の夕焼けに染まるデナリ

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21042029.jpgワンダーレイクキャンプ場

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21042296.jpg
Denali

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21043520.jpg
植村直己さんの常宿、ラチチュード62

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21043524.jpg
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21043686.jpg
海抜0のキャンプ場 シェーアード

Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21043341.jpg
シェーアードの海
Denali(デナリ) 遠征記_e0231387_21043476.jpg
シェーアードのバー


















by yama-genta | 2019-06-23 00:18 | | Comments(0)

自然を愛し「生命の強さ、素晴らしさ」を伝える 元消防士、八ヶ岳リトリートハウスFlanオーナー、登山ガイド、森林セラピストのブログ 


by ゲン